翻訳支援エクスポート機能のおかげで、Storyline 360でのコースの翻訳は簡単でした。数回クリックするだけで、Storyline 360コースのテキストをXLIFFやWord形式でエクスポートして翻訳するか、翻訳業者に送ることができました。
しかし私たちArticulateはそこで立ち止まりません!Wordのエクスポート機能をより速く、より簡単に利用できるようにするための改善に取り組んできました。新しくリリースされた主な改善点を詳しく見ていきましょう。
重要な情報への簡単なアクセス
Storyline 360の拡張される翻訳支援機能で気に入るのは、プロジェクトに関する重要な情報をすべて表示できることです。例えば、シーン数、スライド、スライドレイヤー、テキストオブジェクト数、単語数、文字数などが表示されるようになります。この情報は、プロジェクトの範囲を確認するのに役立つだけでなく、コースのローカライズ費用について、翻訳業者からより正確な見積もりを取得するのにも役立ちます。
コンテキストの手がかり
もし翻訳経験があるなら、コンテキスト(文脈)が重要であるということが分かると思います。ある文脈で翻訳された用語は、別の文脈では全く異なって翻訳されるかもしれません。
新しくリリースされた拡張機能では、各スライドのスクリーンショットとそのスライドに含まれるテキストに関連するオブジェクトやスライドレイヤー情報を含めることができるようになります。
このように、翻訳者はそのテキストが表示される場所も確認できるため、最も適切な翻訳が簡単にできます。
さらに、翻訳者が表示されるオブジェクトタイプを簡単に識別できるように、タイプ列を追加しました。たとえば、テキストボックス、長方形、ボタンなどです。
また、各スライドのテキストが上から下、左から右に、表に配置されているため、状況に応じてテキストを翻訳しやすくなっています。
改善されたフォーマット保存
また、翻訳支援Wordエクスポート機能を使用すると、行間設定や段落間隔などを使用している場合でも、書式が保持されるように改善されます。これにより、翻訳されたテキストがインポートした後の調整が少なくなり、時間を節約できます!
Microsoft Word、Google Docs、LibreOfficeとの互換性
従来もMicrosoft WordでStoryline360コースを翻訳できていましたが、Storyline 360のエクスポート機能が.docx形式を使用できるようになるため、GoogleドキュメントやLibreOfficeでも使用できるようになり、より多くのオプションが選べるようになり、翻訳プロセスの柔軟性がさらに高まります!
サマリー
Storyline 360の新たに拡張された翻訳支援機能により、コースの翻訳がこれまでになく迅速かつ簡単になります。きっと気に入るはずです!
また、複数の言語でコースを作成するためのヒントをお探しの場合は、この記事シリーズの役立つリソース All About E-Learning Localizationをご覧ください。
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