Rise 360の最新機能であるQuestion Bank(質問集)では、Question Bank機能を使って、ランダムクイズを個人やチームで作成することができます。いくつかの問題だけをランダムにしたい場合も可能です。
固定問題とランダム問題の両方を使用することで、すべての学習者に特定の問題セットをテストしながらも、クイズを再受験する学習者に少なくともいくつかの新しい問題を見せることができます。学習者は常に気を緩めることなく、法務・コンプライアンスチームも満足することでしょう。
Rise 360でこの機能を利用する方法を説明します。
1. アンカー問題を作成する
まず、用語について少し整理しておきましょう。「アンカー(固定)問題」とは、小テストで常に出題される問題のことです。法改正や規制の学習のために特定の質問が必要な場合や、学習者が特に重要な情報を理解していることを確認する必要がある場合があります。どのような理由であれ、アンカー問題は学習者がクイズに回答するときに、特定の質問に答えることを保証します。
これらの質問を手動で追加することもできますが、さらに良い方法は、すべての必須質問を集めたQuestion Bankを作成し、クイズに挿入することです。その方法は次のとおりです。
1. クイズで[Add Question]をクリックします。
2. [Draw from Question Bank]を選択します。
3. 選択したいQuestion BankがあるQuestion Bankエリアに移動します。
4. ドロップダウンから、[Specific questions]を選択します。
5. チェックボックスをクリックして問題を選択し、[Insert Questions]をクリックします。
これで選択した問題が、クイズに追加されます。手動で追加するクイズの質問と同様に、もちろん編集することができます。
注意:[Specific questions]として問題を挿入した後にその問題に変更を加えた場合、Question Bankの元のバージョンは更新されません。Question Bankに変更した問題を追加したい場合、それは簡単ですが、[Specific questions]として問題を挿入した問題を上書きすることはできません。
2. ランダム問題として追加する
アンカー問題として追加したら、次はランダム問題として追加しましょう!特に学習者がクイズを複数回受験する場合、ランダム問題を使用することで、クイズが毎回異なるものになります。ランダム問題として追加する方法は次のとおりです。
1. クイズで、[Add Question]をクリックします。
2. [Draw from Question Bank]を選択します。
3. 追加したいQuestion Bankを選択します。
4. ドロップダウンから、[Random questions]を選択します。
5. 必要に応じて、出題させたくない問題を除外した上で、[Insert Draw]をクリックします。
TIPS:ランダム出題から特定の質問を除外したい場合、とても簡単です!ドロップダウンメニューで[Number of questions in draw]を選択し、作成してある問題数よりも少ない数の問題数を選択し、除外したい問題の上にカーソルを置き、[Exclude from draw]をクリックするだけです。これで、その質問はランダム出題されなくなります。
3. 試してみましょう!
アンカー問題とランダム問題の組み合わせができたら、クイズをプレビューして、すべてが思い通りに動作することを確認します。アンカー問題は毎回同じように表示されるはずです。ランダム出題として追加した場所には、Question Bankソースからランダムに選択された問題が表示されます。
まとめ
このように、Rise 360に新しく追加されたQuestion Bank機能は、学習者にクイズを出題するための柔軟で強力な方法です。さらに、Question Bankをチームと共有することで、クイズを作成する際にチーム全員が同じQuestion Bankソースを共有することができます。
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