eラーニングコースの配色に苦労しているとコミュニティの多くの人から聞いています。目に心地よく、トピックやテーマに関連する配色を選択するのは難しい場合があります。「テーマに関連する」とはどういう意味なのでしょうか?ある色がある業界やジャンルに関連付けられているかを考えてみましょう。例えば、黄色と黒は職場安全、緑は環境問題などのトピックです。
コンテンツに適した色をどのように選べばいいのでしょうか?コミュニティメンバーのKatie Evans氏が、このトピックを有益なフォーラムChoosing Color Palettes for E-Learningで取り上げ、多くの議論がなされています。このトピックに関してコミュニティから得たすばらしい洞察のいくつかを以下に示します。
既存のガイドラインとブランディングを考慮する
コミュニティメンバーのHolly McDonald氏は、既にある会社のブランドガイドラインまたはデザイン基準が存在するかを最初に確認することが賢明であると指摘しています。また、クライアントのWebサイトを確認することをお勧めします。これにより、クライアントのスタイル、ブランド、企業のルックアンドフィールに関する多くの洞察を得ることができます。
配色をシンプルに
あまりにも多くの色を使用すると、視覚的に圧倒してしまう可能性があります。さらに、選択する色が多ければ多いほど、それらすべてがうまく調和しているかどうかを確認することが難しくなります。Adam Tomkins氏は、白がベースとなるモノクロームパレット(単一色グラデーション)で、色を変えて試すことをお勧めしています。基調色の「透明度」レベルを変更して、様々な色合いを実現できます。これにより、一貫したまとまりのある外観を維持しながら、様々な色を自由に使用できます。
スタート地点として画像を使用する
コースのデザインで使用したい素晴らしいロゴや画像があったとします。画像をスタート地点として使用し、Articulate Storylineのカラーピッカーツールを使用して画像から色を選択します。また、色についてもう少しガイダンスが必要な場合は、Jennifer Valley氏とRachel Barnum氏が、画像からカラーパレットをすばやく作成できるようにDesign Seedsというサイトを公開しています。
Webサイトカラースキームを使用する
色を選ぶのを助けることができるウェブサイトといえば、非常に様々なサイトがあります。Tim Slade氏とKatie Evans氏はどちらもAdobe Color CCが好きで、Jennifer Valley氏はPalettonをよく使うそうで、スキームに含めたい色の数を選ぶことができるのが気に入っているそうです。Ashley Chiasson氏とJonathon Miller氏は、ColourLoversがとてもクールなサイトであると言っています!
色彩理論とデザインの基本を学ぶ
色を選ぶ能力を向上させる方法の1つは、色彩理論とデザインの基本を学ぶことです。コミュニティでは多くの無料ウェブサイト、記事、チュートリアルが共有されています。Adam Tomkins氏はカラーパレット選択方法を紹介する偉大な記事を共有してくれました。そしてHolly MacDonald氏は、Design Schoolはデザインの基本についての素晴らしいチュートリアルがあると言ってくれています。
コースに最適な色を選択するのに役立つその他のツール
株式会社ディーシェは日本におけるArticulate製品の販売代理店です
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