eラーニングコースに視覚的な要素と個人的なフィーリングの両方を加える簡単な方法の1つは、背景写真を使うことです。しかし背景の写真は使い方を間違えると、うるさくて邪魔になる可能性もあり、写真に重なるテキストが読みにくい場合があります。
たとえば、次のスライドを見てください。
テキスト色のコントラストがあっても、いくつかの点でテキストを読み取りづらくなっています。
このブログでは、Storyline 360で直接行える簡単な編集で、同じ画像で3つの異なる背景の外観を簡単に作成する方法を紹介します。
背景写真をフェードする
最初のテクニックは私のお気に入りの1つであり、非常にシンプルです。背景の写真をフェードするだけです。明るめになりますが圧迫感を与えません。
写真を右クリックし、[Format Picture]を選択して、transparency(透明度)を上げます。私は通常80%に設定します。画面上のテキストを読みづらくしてはなりません。
この設定を適用したスライドは次のようになります。
背景の色が少し薄くなったので、テキストを読みやすくなったと思います。
画像を暗くして白いテキストを目立たせる
2つ目のテクニックは、画像を暗くして不透明感を与えることです。これにより、上に重なったテキストが読みやすくなります。方法は次のとおりです。画像を右クリックして[Format Picture]を選択し、[Blend]セクションの[Color]でダークグレーを選択して、[Mode]を[Soft Light]にします。
この設定を適用したスライドをご覧ください。
白いテキストが暗めの背景の写真に対して目立つようになり、読みやすくなりました。
モノトーン効果を追加する
3つめのテクニックは3ステップが必要です。まず、画像を右クリックして[Format Picture]を選択し、[Preset]ドロップダウンでグレースケールオプションを選択します。次に、透明度[Transparency]を50%に設定します。最後にスライド全体をほぼカバーする白い長方形を挿入し、長方形の透明度を25%に設定します。
これにより、以下のようにクールなモノトーン効果が得られます。
背景にまだ画像はありますが、どのテキストも読みやすいかと思います。
Storyline 360で写真を編集することにより、シンプルな3つの背景の外観を数ステップで簡単に実現できました。これをヒントにあなたのイメージを含まらませてください。
株式会社ディーシェは日本におけるArticulate製品の販売代理店です
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